世界的デザイナー〈nendo〉佐藤オオキの日常はミラノでも変わらない

(http://www.nendo.jp/)

2月16日に放送、日本テレビ「アナザースカイ」に出演した、〈nendo〉代表でデザイナー佐藤オオキをご存知だろうか?

日本とイタリアのミラノを拠点に活躍する、世界的なデザイナーです。

Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」や、「世界が注目する日本の中小企業100社」にも選ばれています。

デザインの巨匠フィリップ・スタルクさんも、〈nendo〉は天才だと賞賛しています。

表現の場は、モノだけではなく映像や書籍など、幅広いフィールドで活躍しています。

作品同様に、ライフスタイルや言葉までもがシンプルで、素晴らしかったのでご紹介します。

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佐藤オオキさんのプロフィール

1977年:カナダに生まれ。

2002年:早稲田大学大学院理工学研究科建築学専攻修了後に、〈nendo〉東京オフィス設立しました。

2005年:〈nendo〉ミラノオフィス設立。

2012年:早稲田大学の非常勤講師も務めています。

その他、国内外で数々の賞や個展、著書など多数のメディアで活動しています。

詳しくは〈nendo〉をご覧ください。

ちなみに〈nendo〉とは、「自由な発想で柔軟に活動できたらいいね」との思いでネーミングしたそうです。

変わらないのが落ち着くデザイナー

ミラノへの出張の際は、日数分の同じ服を持っていきます。同じワイシャツに同じ下着、さらには靴下までもが同じです。

昼食も同じ

毎日、同じお蕎麦を食べている。ミラノでの昼食も、同じ店の同じパニーノ(パンで具材を挟んだ、イタリア料理の軽食)を食べています。

どうしてそのような行動をするのか?

人間は、一生のうちで正しい決断ができる回数は決まっているので、その決断をデザインに使いたいという思いがあるからです。

毎日同じものを食べると、ムダな決断をしなくて済むといっています。

例えば、そばはどこからどう箸を突っ込んでも、そばしか出てこないので、食べる順番を決めたりする必要がない、というシンプル過ぎる考えですね。

最悪なのは幕の内弁当

どの順番で食べようかと、考えるのがムダな選択をしているという考えです。

朝起きて寝癖を治すのが面倒

なので、頭髪を永久脱毛して、決まったカツラをつけて出かけたら楽なのではないか。と思うこともあったそうです。

このようなムダを省いた、ブレない考えが作品にそのまま現れています。

サローネは長蛇の列が出来る

〈nendo〉はミラノサローネにおいて3年連続でメーカー並みの、大規模な会場で個展を開催して大成功を収めています。これは歴史上類を見ない快挙です。この個展は、大好評になりました。

デザインへのアプローチは

未来のデザインはこうなるのではないか、という形で発信しています。

実際の作品は、ムダがなく非常にシンプルに見えますが、必要な機能にちょっとした工夫で洗練された機能美が生かされています。

世界が注目するデザイナーの作品は

世界的なアート美術館「ポンピドゥー・センター」に、3点の作品が芸術品として収蔵されています。

その他にも、〈nendo〉のサイトでは、私たちが日常でつかう家具やインテリアが芸術作品となった映像を見ることができます。

〈nendo〉デザインは身近にあります

ひたすら点を打つと見えてくるもの

以上簡単ではありますが、〈nendo〉佐藤オオキさんをご紹介しました。非常にユニークで、作品に通じる人間的な温かみを感じる方です。

佐藤さんの言葉で印象的だったのは、「ひたすら点を打ってくと、次第に線っぽく見えてくる。眼の前のことに集中して、誠意を持って取り組んでいれば何かしら線のようになり、それが面になる。」と語っていたのが心に残りました。

佐藤さんのようなライフスタイルや考えには、とても共感しました。

デザインされた日用品には、UD(ユニバーサルデザイン)という、便利なデザインが採用されているので、別の記事でご紹介したいと思います。