習慣化するには苦痛の感情をつくらない

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チカラを抜いてリラックス

頑張りすぎないほうが習慣化は身につきます。

あなたは、つい頑張りすぎていませんか。「達成するためには、何事も頑張らなくてはいけない」という考える方もいます。

そのように考えてしまうのも、潜在意識の中にある価値観というプログラムの働きなのです。

一方で、少しチカラを抜きリラックスして挑むくらいが、習慣化が身につきます。三日坊主になってしまう人は、始めの3日間を無理して頑張り過ぎてしまい、続けるいくことが苦痛となり、やめてしまうようなケースがほとんどです。

潜在意識が激しく抵抗する

「頑張りすぎないほうがいい」理由としては、気分よく頑張ることができているうちはいいのですが、習慣化というのは毎日毎日続く活動、気分よく続く日ばかりではないはずです。

毎日、常に頑張るモードで続けていると、じきにそれをやること事態が苦痛の感情と結び付きます。そうなると、相当な意志のチカラを働かせて、頑張る必要が出てきてしまいます。

がんばらない習慣化でも書きましたが、意志のチカラは消耗するのです。常に頑張り、苦痛の中で意志のチカラを使いすぎてしまうと、継続すること自体できなくなってしまいます。

そして、この苦痛の感情が潜在意識の安全安心要求を刺激してしまうと、潜在意識が持つ強烈なパワーによって、激しい抵抗にあってしまうのです。

潜在意識を上手くコントロールして、いかに苦痛の感情をつくらないようにするのかが、習慣化においてはとても大切になるのです。

決意してから4日間頑張ると

普段からほとんどといっていいほど運動をしていない人が、ダイエットと健康のためにと思いたち、毎朝5キロのランニングを習慣化始めます。

【1日目】

  • 初日は、非常に気合が入っています。何とか5キロを走り切ります。普段運動していないので、かなりキツイですが意志のチカラをフル稼働して走り切ります。

【2日目】

  • 朝から全身の筋肉痛との闘いになります。何度も立ち止まったり、歩いたりしながらも、頑張って続けます。「始めたのだからやらなければ」と自身に言い聞かせながら走るのです。そして、心身ともにかなりヘトヘトの状態で完走します。

【3日目】

  • 朝から重い気分です。昨日からの筋肉痛も増しています。シューズを履くことですら、心理的な抵抗を感じるようになっています。「何で始めてしまったんだろうか?」とため息をつきながらも、足取りも重く走り出します。
  • 目に見える風景でさえ、苦痛の感覚と結びついているような感じがしてきます。潜在意識は強烈な抵抗をしますが、意志のチカラで何とか頑張ります。
  • 体も気持ちも重いせいか、5キロがとても果てしない距離に感じてきます。
  • それでも、「達成するためには頑張らなくてはいけない」と言い聞かせてながら、頑張って走り続けます。この時点で意志のチカラは、それほど残ってはいません。
  • やがて倒れ込むように帰宅しても、これから仕事に向かうパワーも残っていません。

【4日目】

  • アラームが鳴っているが、ベッドから出られない状態。ダイエットと健康を目標にした、ランニングの習慣化は3日間で途切れてしまいました。

こんな失敗体験は、あなたにもあるはずです。

頑張り続けないと達成できない目標設定をしてしまい、普段ほとんど運動もしないような人が、毎日5キロ走るというのは実際には現実的ではありません。相当頑張りを続けなければいけない目標だったのです。

この背景には自分が持っていた、思い込みがあったのです。「達成するためには頑張らなくてはいけない」という思い込みが。

この思い込みの背景があったので、「相当頑張って、やっと達成できるような目標設定をしないと、効果や意味がない」という思い込みも一緒に持っていたはずです。なので、毎日1キロではなく、5キロという目標設定をしたのです。

できる感を落とさないようにする

仕事での事業計画や、人生においての目標について、頑張らなければ達成できないような目標を設定するのは賛成です。

しかし、頑張らなければ達成できない習慣化の計画をしてしまうと、潜在意識の強力な抵抗にあい、長続きしない結果になってしまいます。そして、失敗を重ねてしまうと、自己効力感と言われる「できる感」も一緒に落ちていくことになっていきます。